ここでは、三井物産株式会社のオフィスデザインの事例を紹介していきます。社員と企業にとってより良いオフィスデザインを取り入れられるように、デザインを決める際の参考にしてみてくださいね。
三井物産株式会社は総合商社です。戦後、GHQに解散を命じられた三井物産は1947年7月に一度解散しましたが、社員が新会社を次々と興し、一時は220社を超える会社が誕生しました。三井物産という商号は暫く使えませんでしたが、1952年にGHQの解散指令が解除されたことで、旧三井物産系の日東倉庫建物が三井物産に商号を変更しました。翌年には室町物産と合併し、他の旧三井物産系の3社は第一物産の商号で合併しています。後に1959年に三井物産と第一物産が対等合併し、今日まで成長を続ける新生「三井物産」が誕生しています。
三井物産株式会社では、人が多く集まって自然にコラボレーションが生まれる環境をつくるために、三井物産のプロジェクトメンバーが議論を繰り返して、現場で働く社員にとって望ましい場を作り上げました。打ち合わせに適した「SOCIA」、チームワーキングを想定した「CO-WORK」、集中して業務に取り組める「FOCUS」の3種類のスペースを16~28階まで代わる代わる配置。上下移動するだけで、違うスペースを有効活用できるよう環境を整えました。
三井物産株式会社では、日々目まぐるしく状況が変わるため、チーム同士のコミュニケーションが重要視されています。話し合える場を設けているので、チーム同士や他部署の人と積極的に交流できるようになりました。異なる3種類のワーキングスペースにより、自然なコラボレーションが次々と生まれ、新たな解決策を生み出す効果が期待されています。
企業を持続的に成長させるには、社員が効率良く働ける環境の整備は欠かせないものです。オフィスデザインは、デザイン重視にならないように、実用性を考えて選ぶ必要があります。結果や対応力が分かるオフィスデザイン会社を選定しましたので、ぜひチェックしてみてください。
※企業選定基準補足
2022.3.25時点のGoogle検索10P、アイミツ(https://imitsu.jp/list/office-relocation/tokyo/)、しょくばデザインにて詳細な記載がある企業(https://shokuba-design.jp/tokyo/)、QEEE(https://qeee.jp/magazine/articles/19499)、比較サイト(https://officedesign-tokyo.com/)から「オフィスデザインに対応している会社」を選定。